腹部エコー(腹部超音波検査)の費用、流れについてご案内|立川髙島屋S.C.大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニック

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腹部エコー(腹部超音波検査)の費用、流れについてご案内

腹部エコー(腹部超音波検査)の費用、流れについてご案内|立川髙島屋S.C.大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニック

2025年2月03日

腹部エコー

腹部エコー(腹部超音波検査)でわかる病気

腹部超音波検査では、肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓などの臓器の状態を調べることができます。脂肪肝、胆石、胆のうポリープ、膵炎、膵のう胞、腎臓結石、脾腫などの病気を発見することができます。また、腹部大動脈瘤などの血管の病気や、腹水、腫瘍なども確認することができます。

当院ではそれに加え、胃・小腸・大腸・膀胱・子宮卵巣・前立腺もできる限り観察することにしています。せっかく準備をして時間をとって、お腹を出すのなら、たった数分の違いでより多くの臓器をチェックできたほうがいいだろうと考えています。

腹部エコー(腹部超音波検査)の流れ

腹部超音波検査は、以下の流れで行います。

1.食事の制限
腹部エコーは検査の6時間前からなるべく食事は取らないでください。
食事を取らない方が、胆のうや膵臓がより詳しく観察できます。

2.尿を我慢
検査の1-2時間前から排尿を我慢して、膀胱に尿をためていると、膀胱・前立腺・子宮卵巣・直腸がエコーでよく見えるようになります。

3.検査
検査台に仰向けになり、お腹を出します。
超音波を伝えやすくするため、お腹にジェルを塗ります。
医師・技師がエコーをお腹に当て、超音波画像を見ながら検査を行います。
検査時間は5~10分程度です。

4.検査終了
検査終了後、ジェルを拭き取ります。
撮影した画像を元に、医師から診断結果を説明します。

腹部エコー(腹部超音波検査)の費用

保険診療の場合(腹部エコー検査のみ)

※検査内容や他の診療との組み合わせによって費用は変動します。
※別途、初診料や再診料が別途必要となります。

腹部エコー(腹部超音波検査)は保険適用される?

腹部超音波検査は、医師が必要と判断した場合、保険適用となります。

などは、保険適用で検査を受けることができます。
健康診断や人間ドックなど、病気の診断を目的としない場合は、保険適用外となり、全額自己負担となります。
ご自身の症状や検査の目的によって、保険適用が変わる可能性があるのでご了承ください。

よくある質問

Q1. 腹部エコー検査は痛みはありますか?
A.いいえ、痛みはありません。深いところを見るとき少し押される感じがありますが、強い痛みではありません。検査時にジェルを塗るため、冷たいと感じる方もいらっしゃいます。

Q2.腹部エコー検査前に食事制限はありますか?
A.検査の6時間前からは食事を取らない方がより詳しく検査することができます。カロリーのない、水お茶は飲んでいただいて構いません。

Q3.妊娠中でも検査は受けられますか?
A.はい、受けられます。腹部超音波検査はX線を使用しないため、妊娠中でも胎児への影響はありません。

Q4.検査結果はすぐにわかりますか?
A.はい、検査後すぐに医師から結果説明があります。後日、医師の外来がすでに予約されている場合、そのときにお話しすることもあります。

Q5.腹部エコー検査でがんは発見できますか?
A. はい、発見できる可能性があります。肝臓がん、胆のうがん、膵臓がんなど、腹部臓器のがんを発見できることがあります。例えば胆嚢がんはCTやMRIより腹部エコー検査のほうが優れていることもあります。ただし、がんの種類によっては、エコーではわからないこともあるのでエコー検査を過信しないようにします。

Q6.腹部エコー検査ではどこを診ているの?
A. 一般的な人間ドックなどの腹部エコー検査では、肝臓・胆のう・胆管・膵臓・腎臓・脾臓・大動脈を観察することが多いですが、当院ではそれに加えて、胃・小腸・大腸・膀胱・子宮卵巣・前立腺まで広く観察することにしています。
たった数分検査を長くするだけで、倍以上の情報が得られるため、そのほうが皆様にとってよいと考えています。

Q7.ミルクティーエコーってどうなの?
A. 膵臓をよく観察して、膵臓がんを早期発見するための方法として、テレビで取り上げられたため、知っている方の多い検査方法です。実際、膵臓の端っこが見えないとき、ミルクティーなどの液体を飲むことで見えるようになることはあります。
ミルクティーエコーを飲まなくてもしっかり見切れることも結構あること、ミルクティーでなくてもお水やお茶でもよいことは知っておいて頂きたいです。

Q8.腹部エコー検査の息止めがしんどいのですが
A. 腹部エコー検査に限らず、息止めがしんどいという方は多いです。ですが、皆様が考えている以上に、検査時の息止めは検査の精度=見逃し率の低下に大きく関わっていますので、なんとかがんばってください。
ただひとつお伝えしたいのは、無理して限界まで頑張る必要はありません。ちょうど呼吸のタイミングが合わないこともあるでしょう。私達検査者もそれをわかっています。

Q9.腹部エコー検査は何年おきに受ければいいですか?
A. 30歳以上の全国民が毎年受けるべきだと考えています。なぜなら安価で短時間で無害で数多くの情報が得られる、唯一無二の検査だからです。少しでも不安な方や怪しいところがあるかたは3ヶ月おきや6ヶ月おきに受けてもよいくらいです。
人間ドックや健康診断のオプションに入っていたら必ず選びましょう。そのような機会が無い方は、当院のようなクリニックでいつでもネットで検査を予約してください。心よりお待ちしています。

記事監修者

院長 谷口 孝伸

院長 谷口 孝伸

日本内科学会 認定内科医 総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医

弘前大学を卒業。立川の地で12年間、消化器内科医として研鑽を積み、甲府共立病院・がん研有明病院にて大腸カメラ、超音波内視鏡等の専門的な検査技術を習得。2024年8月、立川髙島屋S.C.大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニック開設。

詳しい経歴や実績については、こちらをご覧ください。

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