なぜ大腸カメラは事前診察が必要と言われているのか

大腸カメラ検査では、腸の中をきれいにしてカメラが見逃しをしないようにすることが重要です。
具体的には下剤を飲んで便を出し切り、大腸の状態をすみずみまでしっかり観察できるようにする必要があります。
大腸カメラに伴う事故の多くは、検査中ではなく、この下剤を飲む時点で起きることが多いと報告されており、それは一時的な腸炎から、腸に穴があく大きな事故まで様々です。
過去に大腸カメラで起きた大きな事故のほとんどは、下剤を飲む前に事前診察で適切な検査を怠っていたためであると報告されています。

そのため、大腸カメラを行う方は、事前にレントゲン・エコーなどの検査で腸閉塞や大きな大腸がんなどを除外するために「検査前のチェック」が必ず行われています。

しかし、こうした事前診察を事前問診、メール相談、検査当日朝のチェックを活用して、完結できるようにすれば、当日1回の来院だけで大腸カメラ検査を受けられるようになると考えました。

1日完結大腸カメラのご条件

以下の条件に当てはまる方は、1日完結大腸カメラをお受け頂けます。

1.普段から毎日排便があること

• 便秘がちの方は、当日だけで腸を綺麗にするのが難しい場合があり、腸がきれいになりきらず検査が行えないことがあります。

2.過去に大腸カメラ検査の経験があること

• 初めての方には、事前に詳しい説明や確認が必要になるため、安全のためにも、事前診察が必要です。

3.検査7日前までに、申込みフォームとWEB事前問診に回答いただけること

• 事前にお身体の状態やアレルギー、内服薬などの情報をしっかり把握し、適切な準備を行うために必要です。

もしこれらの条件を満たさない場合は、安全性を最優先させていただくため、事前受診をお願いしております。気になる点があれば、ご相談ください。

1日完結大腸カメラ検査の流れ

安全へのこだわり

• 経験豊富な医師・スタッフによる検査

  積み重ねてきた内視鏡検査の実績をもとに、安全で正確な検査を行います。

• 最新の内視鏡機器を使用

  クリアな映像で、大腸の隅々まで観察できます。

• 丁寧な事前問診と確認

  急なトラブルを防ぎ、持病や内服薬のリスクにも対応できます。

• 検査後のしっかりしたフォロー体制

  鎮静剤を使った場合でも、十分に休息したうえでご帰宅いただくので安心です。

大腸カメラ検査を受けるメリット

• 大腸がんの早期発見・予防

  大腸がんは日本人に多いがんの一つですが、早期に発見できれば高い確率で治療可能です。

• ポリープの段階で切除できる

  ポリープが見つかれば、その場で切除することでがん化を予防できます。

• 安心して検査を受けられる体制

  1日完結とはいえ、安全を第一に考えております。

忙しい方こそ、大腸の健康チェックを

「忙しくて何度も受診できない…」と検査を先延ばしにしている方こそ、ぜひ一度、1日完結の大腸カメラ検査をご検討ください。
自分の健康をしっかり守るためにも、まずは事前問診やメール相談でお気軽にお問い合わせいただければと思います。
スタッフ一同、みなさまの健康管理を全力でサポートいたします。

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