下痢が続く・ひどい下痢
下痢が続く・ひどい下痢
突然ですが、下痢が何日も続いて、つらい思いをしていませんか?もしかしたら、重大な病気かも…と心配にもなりますよね。たしかに、長引く下痢は放置すると危険な病気のサインのことがあります。
でも、ご安心ください。立川の消化器内科の専門クリニックである当院では、消化器病専門医・総合内科専門医である院長がこれまで多くの下痢で悩む患者様を診てきました。その経験から、下痢の原因や適切な対処法をよく知っております。
この記事では、下痢の原因となる様々な病気や、放置した場合のリスク、そして効果的な治療法について詳しく解説します。この記事を読むことで、あなたの下痢の原因がわかり、適切な検査・治療法を選ぶことができます。
そして、つらい下痢から解放され、安心して日常生活を送れる日を目指しましょう。
下痢とは、便が水分を多く含み、液状またはそれに近い状態で排出される状態を言います。
通常の便の水分量は60〜70%ですが、80〜90%になると軟便、それ以上になると水のような便となります。
本来腸で吸収されるはずの水分が、腸炎などの病気が原因でうまく吸収されなかったり、腸の動きが激しくて水分を吸収する時間もなく直腸・肛門まで届いてしまったりすることが原因となることが多いです。
下痢は一時的な場合も多いですが、何週間も続く場合は注意が必要です。急性の下痢は通常数日で治りますが、長く続く下痢は、何らかの病気を考えます。
下痢の原因はさまざまです。主な原因を以下に挙げます。
実に様々な原因が考えられますが、中でもよくあるのは、急性胃腸炎(感染症)、炎症性腸疾患IBD、過敏性腸症候群IBSです。よくあるわけではありませんが、常に忘れてはいけないのが大腸がんです。
下痢は続く長さによって急性、慢性に分類されます。
数日から2週間以内に治まることが多く、主に感染症が原因です。腹痛や嘔吐、血便、発熱など強い症状となることも多いですが、大抵自分の免疫力で治ります。
とにかく水分をよく摂って、嵐が過ぎるのを待ちます。あまりにひどい場合は入院も視野に病院を受診しましょう。
4週間以上続く下痢で、何らかの病気の可能性を考えます。ご都合のよいときで構いません、ぜひご相談ください。
大量の水のような便:強い脱水やカリウムなどの電解質が大きく低下して危険な状態になることがあります。スポーツドリンクや、軽い食べ物と水お茶などで、下痢が出る分以上に補えればよいですが、難しい場合は病院で点滴〜入院も考慮されます。
以上のような症状があるときは、絶対に医療機関を受診しましょう。
下痢の原因を特定するためには、以下のような検査が行われます。
炎症や感染の有無を確認します。白血球数や赤沈、CRPの上昇が炎症を示唆します。また、マニアックな病気(甲状腺機能亢進症など)による下痢も調べられます。
細菌や寄生虫の存在を調べるために行います。特に持続する下痢の場合、感染の有無を確認するために重要です。便潜血検査では大腸がんの可能性も調べられます。
大腸カメラを用いて大腸を直接観察します。炎症や腫瘍の有無を確認し、必要に応じて生検や培養検査(細菌の検出)を行います。
下痢の治療は原因によって異なりますが、主な方法を以下にまとめます。
下痢は一時的な場合が多いですが、長期間続く場合は何らかの病気があるかもしれません。適切な診断と治療を受けることで、症状の改善と健康回復が期待できます。
下痢が続いて心配な方は、立川髙島屋S.C.の消化器内科クリニックである当院の受診をお勧めします。専門医による適切な診断と治療が受けられ、安心して治療に臨むことができます。大腸カメラ検査が必要な場合も、高機能な設備と経験豊富な専門技術を用いて快適に安全に苦痛なく受けられます。
お気軽にご相談ください。健康で快適な生活を実現するために、ぜひ当院をご利用ください。
院長 谷口 孝伸
日本内科学会 認定内科医 総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医
弘前大学を卒業。立川の地で12年間、消化器内科医として研鑽を積み、甲府共立病院・がん研有明病院にて大腸カメラ、超音波内視鏡等の専門的な検査技術を習得。2024年8月、立川髙島屋S.C.大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニック開設。
詳しい経歴や実績については、こちらをご覧ください。
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