肝臓・胆のう・膵臓内科
肝臓・胆のう・膵臓内科
もしかしたら肝臓、胆のう、膵臓の病気かもしれません。
これらは、沈黙の臓器と呼ばれており、症状が出てからではかなり重症化していることが多く、症状がはっきりしないときに、早期発見〜早期治療することが大切です。
肝胆膵内科を掲げているクリニックや病院は少ないのですが、当院は肝臓・胆のう・膵臓の病気を専門的に扱う「肝胆膵内科」を掲げています。
なかでも、院長は膵臓がんの早期診断に力を入れており、豊富な経験と実績があります。
この記事では、「肝胆膵内科」で扱う病気や検査について詳しく解説します。
その後で当院の肝胆膵内科の特徴や受診の仕方のおすすめを説明しております。
この記事を読むことで、肝臓・胆のう・膵臓の病気への理解が深まり、定期的な検査による早期発見の重要性を実感できます。
そして肝胆膵の病気について、少し安心できるようになるでしょう。
肝胆膵内科とは、肝臓・胆のう・胆管・膵臓の病気を専門的に診療する内科のことです。これらの臓器は、消化・吸収に重要な役割を果たしており、互いに密接に関連しています。
各臓器の役割は、病気になったときには理解が必要ですが、正直大きな病気や治療が必要なとき以外は、一旦忘れていても構わない内容だと思います。
それよりも、サイレントキラーと言われる肝臓がん・膵臓がん・胆管がんなどの全がんの中でも悪性度の高いがんで命を落とさないような方策を知ることのほうが重要です。
肝臓の病気 | 胆のう・胆管の病気 | 膵臓の病気 |
---|---|---|
脂肪肝 | 胆石 | 急性膵炎 |
B型肝炎 | 胆のう炎 | 慢性膵炎 |
C型肝炎 | 胆のうポリープ | 膵臓がん |
肝硬変 | 胆嚢腺筋腫症 | 膵のう胞 |
肝臓がん | 膵石 |
肝臓と膵臓は沈黙の臓器と呼ばれ、何か症状が出る頃にはかなり重症〜致命的な状態となっていることが多いです。
それに比べ、胆のう・胆管は症状が比較的早期に出る可能性があります。
これらの症状がある方で、特に胃カメラや大腸カメラで原因がはっきりしなかったときは、肝胆膵内科の受診が望ましいです。
いずれも、ほうっておくと致命的な状況に追いやられる可能性があります。
肝胆膵内科では、以下のような検査を行います。
腫瘍マーカーは肝臓がんにおいては比較的早期診断に寄与しますが、胆管がん・膵臓がんにおいては早期診断にはあまり寄与せず、進行がんしか発見できません。
被ばくもなく、費用も安く、短時間で肝胆膵にとどまらず、腎臓膀胱前立腺大動脈など多数の臓器をチェックできる素晴らしい検査です。
特に胆のうについては、CT MRIよりもよく観察できることもあり、必須の検査となっています。
しかし、膵臓の観察においては正直全体の半分も観察できないことも多く、課題が残っています。
テレビで話題となったためご存知の方もいるかと思います。腹部エコー検査では膵臓全体を見切ることができないことが多いのですが、エコーの検査の最中にミルクティーなどの飲み物を飲んで頂き、胃の中を水で満たすとその水越しに胃の裏の膵臓がよく観察できるというものです。
関西の先生が精力的に行われており、そのご報告によりますと、後述する膵臓カメラ(超音波内視鏡検査)に匹敵する力があるとも言われます。
当院でも色々な工夫を用いてミルクティーエコーを完成された検査にできるように様々な工夫をこらしております。膵臓にご不安なかたはぜひ当院へお越しください。
被ばくするというデメリットがありますが、やはり診断に困ったときは大変役に立つ検査です。胆膵よりも肝臓の病気の診断で使われることが多いです。
肝腫瘍の診断、胆管・膵管・膵のう胞の診断に大きな力を発揮します。
電磁波は出ますが、X線は出ないので、実は被ばくしないというメリットがあります。
当院では、立川駅を始め、各地の画像診断センターと連携し、CT MRI検査を行える体制があります。
死亡率が高く、世界的に増加傾向にある膵臓がんの早期診断、早期治療のKeyになる検査と呼ばれています。
院長はこの技術をがん専門病院で習得させて頂き、立川の病院で4年間精力的に行い、早期の膵臓がんを多く診断してきました。
今後、クリニックでも病院と同じことが行えると考え、準備しています。
膵臓カメラをクリニックに導入するまでは、クリニックから歩いて3分の立川相互病院で定期的に院長が膵臓カメラを施行する日があり、クリニックから膵臓カメラの直接予約が可能となっています。
など、どうすればよいかお悩みの方、お気軽にご相談ください。
当院では連携する画像診断センターでCT MRIも検査することができますので、健康診断で肝胆膵で引っかかった方の診療も病院と同じ内容が行えます。
これまで膵臓がんの早期診断に注力してきた院長ですが、クリニックにおいてその活動を更に発展させたいと考えております。
少しでも膵臓に不安がある方は、ぜひ一度ご相談にいらしてください。
消化器病専門医、内視鏡専門医、総合内科専門医である院長が、一部の臓器にとらわれない総合的な診断・治療をご提案します。
腹部エコー検査にキヤノンの最新機種を導入しており、過去には指摘できなかったような病変も検出可能です。
また、エコー検査は必要性や内容がわかっている患者様でしたら、事前の診察なしで直接エコー検査の日時をご予約頂けます。
どなたでもわかる言葉での結果説明や、現状説明を心がけております。
平日お忙しい方のために、毎週土日も診療しております。
はい。肝臓も膵臓も胆管も沈黙の臓器と呼ばれています。症状がないうちに対策を始めないと、10-20年後に肝硬変や慢性膵炎という後戻りできない重篤な状態となりかねません。
脂肪肝は世界的に増えており問題化しているため、製薬会社が特効薬の開発をがんばっていますが、いまだに決定的なお薬はありません。いくつか補助的なお薬はお出しできますが、現状一番効果があるのは運動食事による減量です。
肝臓・胆のう・膵臓の病気は、重症化するまで症状が出ることは無く、定期的な検査による早期発見・早期治療が大切です。
肝胆膵内科は大きな病院にしかないことが多いですが、立川髙島屋S.C.大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニックでは大きな病院と同じ検査を提供できる体制がございます。
「もしかして…」と思ったら、一人で悩まずに、お気軽にご相談ください。
ご予約は、お電話またはWebサイトから受け付けております。
院長 谷口 孝伸
日本内科学会 認定内科医 総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医
弘前大学を卒業。立川の地で12年間、消化器内科医として研鑽を積み、甲府共立病院・がん研有明病院にて大腸カメラ、超音波内視鏡等の専門的な検査技術を習得。2024年8月、立川髙島屋S.C.大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニック開設。
詳しい経歴や実績については、こちらをご覧ください。
TOP