人間ドック
人間ドック

当院では、お一人おひとりの背景やこれまでの検査歴を丁寧にお伺いしたうえで、最適なオリジナルプランをご提案できます。
また、ご要望に応じて、無駄を省いたシンプルなコースもご用意しております。
たとえば、会社の健診で基本的な検査は受けたものの、「胃カメラや大腸カメラが含まれていなかったので追加したい」といった細かなご希望にも対応可能です。
院長は、がん専門病院で研鑽を積んだ専門医です。眠ったまま受けられる高品質な内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)や超音波検査(エコー検査)を組み合わせた、安心・安全な人間ドックをご提供いたします。
立川で人間ドックをご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。
| 基本ドック(※内容は後述) | 20,000円 |
|---|---|
| 基本ドック+胃カメラ検査 | 39,800円 |
| 基本ドック+大腸カメラ検査 | 44,800円 |
| 基本ドック+胃・大腸カメラ検査 | 59,800円 |
| 胃カメラ検査 単独 | 19,800円 |
| 大腸カメラ検査 単独 | 24,800円 |
| 胃・大腸カメラ検査 単独 | 39,800円 |
| ベースプランなし(オプションだけ) | 0円 |
| 腹部エコー検査 | 5,500円 |
|---|---|
| 乳腺エコー検査 | 5,500円 |
| 腫瘍マーカー検査 | 1項目3,000円 (項目についてはぜひご相談を) |
| 脳ドック(脳MRI/MRA/DWI) | 28,800円 |
| 肺がんCT検査 | 12,000円 |
| 肝臓・胆のう・膵臓MRI検査(MRCP) | 28,800円 |
| 子宮卵巣MRIドック | 28,800円 |
| 乳がんMRIドック | 28,800円 |
| 子宮卵巣+乳がんMRIドック | 50,600円 |
| 前立腺MRIドック | 28,800円 |
| 全身がんMRI検査(DWI)+脳ドック | 114,400円 |
| 全身がんMRI検査(DWI)+脳ドック+乳腺MRIドック | 129,800円 |
当院では独自の様々な工夫をこらして、できる限り多くの方の未来を守ろうと考えております。そんな当院の人間ドックの特徴をご紹介します。
オーダーメイド人間ドック
人間ドックを受ける際、「どの施設で受けたらよいのか」「どのコースを選べばよいのか」「どのオプション検査を追加すべきか」わからないという経験は恐らくほとんどの方にあると思います。
当院は個人クリニックのため、人間ドックセンターのような大きな規模の施設ではありません。そのため、1日にお受け頂ける人間ドックの受検者様の人数が、自ずと限られます。
そのため、お一人おひとりの人間ドックのプランを検討する際、決められたコースから選んで頂くのではなく、より最適なオリジナルプランを御提案することができます。
また、結果説明用紙もシステム的に作られた成績表のような数値の結果だけではなく、必ず医師からのコメントをお付けいたします。
専門的な医療検査技術
がん専門病院で研鑽を積んだ、内視鏡専門医・消化器病専門医による高品質な内視鏡検査(大腸カメラ・胃カメラ)が受けられます。
超音波検査も、日本超音波医学会の超音波検査士という非常に取得保持の難しい資格を持った専門のエコー技師が検査を担当しております。
眠ったまま受けられる内視鏡検査|胃・大腸同日検査含め1日完結可能
当院の診療の最大の注力点である、つらさの少ない内視鏡検査(大腸カメラ・胃カメラ)を人間ドックのセットに含められます。また、胃カメラと大腸カメラを同日に受けることもできるので、総合健診センターでは2日に分かれるプランでも、1日で完結することができます。
要精査・要治療の判定が出ても、当院で完結することが可能
健康診断で要精査・要治療の判定が出ることが多いものに、便潜血陽性、バリウム異常、生活習慣病(血圧、脂質、糖尿病、尿酸)や、脂肪肝、胆のうポリープなどがあります。これらすべては当院の専門とする項目であり、よほど重症でなければ、多くの場合は当院で精査〜治療まで完結することができます。
従来、要精査の際に行うCTやMRIなどの検査も、現在は画像検査センターが普及してきたため、クリニックでも十分行えるようになり、要精査の判定で大きな専門病院に行くのと同じ品質の精査が、当院でも行えます。
プライバシーに配慮した空間
多くの方にできる限りストレスなく検査や受診を受けてほしいとの想いから、クリニックでは廊下や待合室を除き、他の患者様の目線が気にならないよう配慮しております。
近隣のクリニックと連携し各科のエキスパートによる検診が可能
当院は消化器内科の専門クリニックとして、大腸がん・胃がんの内視鏡検査、肝胆膵がんのエコー検査においてはハイレベルな検診を提供できると自負しておりますが、眼科検診や婦人科検診など、当院では行えない検診項目があります。
大きな人間ドックセンターではそれらすべてをワンストップで受けられますが、餅は餅屋と言いまして、検診においてもできることなら各領域の専門家に診てもらうことをおすすめしています。眼科・耳鼻科・婦人科については、信頼できる近隣の医療機関を御紹介いたします。

事前問診
最適な人間ドックプランを検討させて頂くため、事前に情報を頂きます。
オリジナルプラン作成
オリジナルのプランをご提案し、ご理解頂いたものを含めたプランで決定いたします。
検査前日
内視鏡検査を含む場合、前日21時までにお食事を済ませて頂きます。(大腸カメラ検査を含む場合は他にも制限等ございます。)
検査当日
朝から飲食は水・お茶のみとし、ご来院ください。担当の職員が各検査をご案内します。
検査終了後
その時点での各検査の結果をお伝えし、ご帰宅となります。
結果郵送あるいは直接説明
最終的な検査結果に総合的なメッセージを添えて、郵送いたします。
直接ご来院いただける場合は、医師から結果をご説明します。
心臓の電気活動を体の表面から読み取り、不整脈や狭心症、心筋梗塞、心臓肥大のサインを検出します。
視力を測定します。当院ではご自身のペースで行える、全自動視力計を用いています。遠視、近視、乱視による屈折異常が調べられます。
聴力を調べます。メニエール病、突発性難聴、聴神経腫瘍などの早期発見に役立ちます。
腎臓や泌尿器(膀胱)の疾患を早期発見できます。
各臓器の機能、炎症、血糖値・脂質の異常、白血球や赤血球や血小板の異常などを検査できます。腎臓、肝臓、膵臓、甲状腺、コレステロール、中性脂肪などの病気を確認できます。
がん細胞が作る特殊なたんぱく質・酵素を探り、各種の悪性腫瘍のリスクを調べます。膵臓がんなど一部のがんでは腫瘍マーカーによる検査は早期発見の能力が低いとされておりますが、逆に早期発見に大変力を持つ種類の腫瘍マーカーもございます。お一人おひとりの人間ドックのオリジナルプランをご提案する際に、詳しくご提案いたします。
肝臓、膵臓、腎臓、胆嚢、脾臓、大動脈、膀胱、前立腺、子宮、卵巣の状態を調べることで、肝臓がん、膵がん、胆のうがん、腎臓がん、膀胱がん、前立腺がん、卵巣がん、脂肪肝、胆血管腫、胆のうポリープ、胆のう結石症、前立腺肥大、子宮筋腫など、非常にたくさんの病気を検出できます。しかもお腹にゼリーを置いて、機械をすべらせるだけで、放射線も出ないため、被ばくや痛みなどがなく、体にも大変やさしい検査です。全国民が毎年受けるべきと考えています。
頸動脈をエコーで観察し、動脈硬化、頸動脈プラーク、頸動脈狭窄症などを早期に発見します。
乳房にゼリーをおいて、機械をすべらせることで、マンモグラフィのような強い痛みを伴わず、放射線の被ばくもなく、乳がんの早期発見に役立てられる検査です。日本人の女性はマンモグラフィよりもエコー検査のほうが病気を発見できるとも言われますが、どちらも得手不得手がありますため、可能でしたら毎年両方受けられることをおすすめします。当院では女性技師しか乳腺エコー検査を行いません。
胃がんの早期発見にもっとも有効な検査です。その他に、食道がん、十二指腸がん、胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎、胃ポリープの診断も可能です。当院では眠った状態で細く高精細なカメラによる検査が可能です。
血液検査や息をはく検査でピロリ菌感染の有無を調べ、除菌治療へつなげます。
肛門から内視鏡を挿入し、大腸全体を観察して大腸がんやポリープを早期発見します。当院では眠った状態で、大腸に極力やさしい方法で大腸カメラ検査を受けられます。
大きな大腸ポリープ、大腸がん、消化管出血を早期発見できます。小さな大腸ポリープを見つけて治療するには大腸カメラ検査のほうが望ましいです。
脳梗塞、脳出血、脳動脈瘤、脳腫瘍などの脳疾患の早期発見を目指します。特に30-40代で脳動脈瘤を早期発見することで、50代のくも膜下出血を防ぐことが最も重要と考えています。
肺や心臓の異常を調べ、肺がん、肺気腫、肺炎、心拡大、心肥大などを検出できます。
肺がん、肺気腫、肺炎、肺結核、気管支拡張症、気胸、胸部大動脈瘤、肺動静脈瘻、心臓疾患などの病変を検出します。肺のレントゲンだけでは肺がんの検出の力が不十分という報告があり、肺CTによる肺がん検診のほうが望ましいと考えております。
もともとは、長い船旅をしている大型船舶が港で整備を受ける場所をドックと呼んでいたそうです。いつの日からか、普段忙しくがんばっている皆様の定期的な健康チェックのことを、人間ドックと呼称するようになりました。語源としては比較的納得がいくものと思います。
現在の言葉の使われ方として、健康診断は市や会社から受けるよう言われるもの。人間ドックは、自分の健康に気を遣っている方が、主体的に受けるもの。というような使い分けがあるように思います。
院長の私は、人間ドックは防災のようなものと考えています。ある日進行がんが判明しないように、日頃から定期的なチェック・準備をして、大きな被災を防ぐような意味合いです。
人間ドックも防災も、普段平穏に過ごしていると、その怖さを忘れてしまって、つい後回しになってしまうものです。
ただ、人生のうちで大きな災害を直接経験する可能性は少ないかもしれませんが、大きな病気はいずれほとんど100%の人に訪れます。そう考えますと、防災よりもきちんと準備する必要性は高いと思います。
患者様とお話ししておりますと、皆様よく口にされるのは、
「いま特に症状がないから(薬はいりません・検査はしません)」
「まったく症状がないのに、本当ですか(がんが見つかったとき)」
ということです。多くの方が知っていらっしゃいますが、風邪や花粉症と違い、命に影響を与える病気は、症状が出るときには手遅れなことがよくあります。がんや心筋梗塞、脳卒中などがそうです。
ですので、無症状のうちから病気に気が付いて、間に合ううちに対処する必要があります。それが人間ドックです。
マスターキートンという漫画で、「生命保険というものは保険会社と被保険者で、被保険者が何歳まで生きるかを賭けるギャンブルのようなものです」という表現がありました。
人間の寿命というのはまさにその表現の通りなところがあり、全く健康に気をつけず人間ドックを受けなくても100歳まで生きる方もいれば、ものすごく健康に気を遣っていても40−60代で命を落とす方もいます。
ただ、長生きする確率は、自分で操作することができます。そして、「人間ドック」はギャンブルの勝率をあげる(=長生きする確率をあげる)ための強力な手段と言えます。
人間ドックにより、がんと血管の病気(動脈硬化による病気)に本来より早く気付くことで、5年〜20年後に命を落とすはずだったあなたの運命を変えることができます。
わかりやすくいうと、人間ドックを受けることは「未来の自分の命を守る行為」、「未来の自分へのプレゼント」等と言われます。
当院では、眠ったままつらさを抑えた大腸カメラ検査・胃カメラ検査を軸に、人間ドックへの熱い想いを持った院長が、最適なオーダーメイドの人間ドックを提供しています。
人間ドックの施設で迷われている方、会社の健康診断や他院の簡易的な人間ドックで足りない項目があり胃カメラや大腸カメラ検査だけ追加で受けたい方など、当院の設備で御対応できるものは、オリジナルでご相談に応じます。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

消化器内科医として、数多くの進行がんの患者様をお見送りしてきた身として、予防医療・人間ドックをもっとよく提供できないかということは長年考えて参りました。
人間ドックには、まだまだ多くの改善すべき課題があると感じています。
よりよい人間ドックを提供し、予防医療の知識を普及させることで、がんや血管の防げる病気で悲しむ方が少しでも減る未来を目指しています。
キャリア論や金融業界で、人生100年時代という言葉が流行っております。平均寿命がだんだん延びているから、このペースで行くと…という理屈のようです。恐らくですが、長生きする前提でお客様にお話をしたほうが、投資や年金、転職を考えるとき、理屈を通しやすいのではないかと思います。
人生100年時代という言葉を聞くと、国民全員がわたしも100歳くらいまで生きるのかなあと感じると思いますが、我々医療関係者たちは「そんなわけない」と思っています。がんや血管の病気(心筋梗塞・脳卒中)は、80歳前後で多くの方にやってきます。そのため平均寿命が80歳前後にあるのです。そしてそれらの病気を今の30−60代の世代が回避できる新しい施策を、我々は特に持ち合わせておりません。
もうひとつ大事なことは、例えば現在、平均寿命が80歳で、100歳まで生きる方がまずまずいらっしゃるということは、逆に60歳で亡くなる方もまずまずいらっしゃるということです。多くの方は、平均寿命が80歳と聞くと、自分も80歳くらいまで生きるのかと感じますが、実際80歳まで生きられる確率は男性で2人に1人、女性で4人に3人と報告されています(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life00/life-2.html)。つまり、男性で2人に1人、女性で4人に1人の方は80歳までに亡くなってしまいます。
人間ドックとは少しお話がずれてしまいますが、最近の労働世代の方々は大変マネーリテラシーが高く、お金の運用や使い方、稼ぎ方に長けた方が多いです。
そんな中、自分の寿命が不確定要素として予測できない件については、あまり深く考えていない方が多いと感じています。
寿命が短いと、生涯年収が減ります。もらえる年金も減ります。将来のためにお金を貯めても使える時間が減ります。お金を貯めても使えないと相続税で大きく持っていかれます。ローンを組んで買った自宅も、たとえ団信でローンが無しになったとしても、長く住むことができなくなります。手遅れな大病になると、いくら日本でも、ある程度のまとまった医療費が必要です。お金に限らず、長生きをして人生を自由に楽しめるという、Pricelessな資産を失います。
ですので、健康への投資はファイナンスプラン的に考えても非常に有益だと思うのです。しかし、多くの方は健康への投資というと、高いサプリを飲んだり、高いジムで運動をしたり、高い寝具を買ったりして、人間ドックや病院への通院は疎かにされている方が多いと感じています。
仮にですが毎年、年に1日だけ、5万円の人間ドックを受けることで、10年の寿命延長が期待できるとしたらどうでしょう。30歳から70歳まで40年間続けて、老後20万円/月の年金がもらえるとしたら、40日/40年の時間投資で、3650日の時間を得ます。40年で200万円の人間ドックへの投資で、2400万円の年金が得られます。
健康診断は、生活習慣病などを中心に基本的な項目をチェックするものです。一方、人間ドックはより詳しく体を調べるため、胃カメラや大腸カメラ、超音波検査、CTなどの専門的な検査を組み合わせて行います。早期のがんや隠れた病気の発見に役立つのが特徴です。
一般的には、40歳を過ぎたら年に1回の受診がおすすめです。
特にがんや生活習慣病のリスクが高くなる年代では、定期的な受診が早期発見・早期治療につながります。家族にがんや生活習慣病の既往歴がある方は、より早い段階から受診すると安心です。
胃カメラや大腸カメラなど消化器系の検査を受ける場合は、前日の夜から絶食が必要です。また、糖尿病治療薬や血液をサラサラにする薬など、内服薬によっては服用を一時中止する必要があることもあります。
詳細は事前に医師・スタッフから説明いたしますので、お問い合わせください。
人間ドックは基本的に自費診療です。
ただし、検査の結果、病気が見つかり、追加で精密検査や治療が必要になった場合は、その部分に保険が適用されることがあります。
当院では、眠っている間に受けられる鎮静剤を使用した胃カメラ・大腸カメラを行っております。検査中の痛みや不快感がほとんどなく、安心して受けていただけます。
終了後は目が覚めるまで休憩してからお帰りいただきます。
受けたほうが、健康的に長生きできる可能性をあげることができ、40-70代の志半ばで大病を患って深い悲しみに陥るリスクを軽減できます。それを踏まえて受けるか受けないか御検討頂ければと思います。
恐らくほとんどの方がそう感じています。ぜひ当院へご相談ください。
院長 谷口 孝伸
日本内科学会 認定内科医 総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医
弘前大学を卒業。立川の地で12年間、消化器内科医として研鑽を積み、甲府共立病院・がん研有明病院にて大腸カメラ、超音波内視鏡等の専門的な検査技術を習得。2024年8月、立川髙島屋S.C.大腸胃食道の内視鏡・消化器内科クリニック開設。
詳しい経歴や実績については、こちらをご覧ください。
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